ビームプロファイラLaseViewがバージョンアップ、対応CCDカメラ・CMOSカメラが大幅増加

 このたび株式会社光響(代表取締役社長 住村和彦、本社 京都府京都市)は、かねてより販売していたビームプロファイラLaseViewをバージョンアップしました。ビームプロファイラはレーザービームの品質を測定するために用いられ、レーザー加工などに用いられています。本バージョンアップにより、対応カメラが約19機種から約150機種まで増加しました。また、センサーメーカーのCCDセンサー製造中止によるCCDカメラの供給不足に備え、CMOSカメラにも対応しました。

 LaseViewは高価な専用のカメラを使用する必要がなく、汎用のCCDカメラでレーザービーム品質評価が出来るビームプロファイラとして、昨年の発売開始以来好評を頂いてきました。一方で、CCDカメラは各メーカーが独自のドライバーを使用しているため、これまで対応していたCCDカメラは限られていました。また、センサーメーカーのCCDセンサー製造中止によりCCDカメラの供給が止まった場合、対応できるカメラが無くなる可能性もありました。

 この度LaserViewは、大幅なバージョンアップにより対応カメラが大幅に増えました。これまでのImaging Source社やBasler社のカメラに加えiDS社とアートレイ社のカメラにも対応したことで、対応カメラが約19機種から約150機種と7倍以上増えました。また、その内CMOSカメラは58機種に及び、今後も安定して使用できるようになりました。それらに加え、ピーク積分機能の高機能化及び精度向上、重い処理の並列化によりCPU高負荷時のレスポンスが向上など各機能も強化されております。今後、更なるバージョンアップにより重心解析機能、画像ロギング機能、ビームポインティング解析機能を追加する予定です。安価な価格はそのままに、より使いやすいよう改良を重ねていきます。

 光響では、今後も光産業の活性化に貢献し、光技術による5大革命(情報革命・医療革命・食料革命・環境革命・エネルギー革命)の促進を支援して参ります。

製品
製品名:ビームプロファイラ with M2 プラットフォームソフト
型番:LaseView 5

仕様例
解析機能:
ラインプロファイル
積分プロファイル
最大投影プロファイル
2点間距離
ピーク積分

販売
価格:20万円(税抜)
納期:約1週間(カメラ除く)