導入事例: 株式会社A社 様
時代や社会のニーズに合った様々な化学工業薬品の製造・販売するほか
環境・エネルギー、電気・電子、医療・ヘルスケアの分野をターゲットとして新規製品の早期事業化に取り組んでいます。
設立 創業100年以上
企業規模 東証1部上場
マーキング用途 主に電子部品における上部電極の微細加工
印字対象 電子部品に形成された電極

導入経緯
予想以上の超微細加工が可能だった
工具などでは、綺麗な曲線等の加工には手間と技術を要するので、レーザー加工機を取り入れようということになり、このUVレーザーマーカーを導入しました。
もともとは穴あけや切断に使うために導入しましたが、さらに細かく精密さが必要な電極加工に使用してみたところ、予想以上にうまく加工でき、これは使える!となりました。
なので現在では主に電極加工に使用しています。

UVレーザーマーカーのポイント
とても細かく複雑な加工もできる
薄膜電極成膜後の電極では小さくて、繊細な加工を要します。
UVレーザーマーカーでは、厚さ数100nm~数10μmの電極をレーザーで剥離除去して電極分離をすることが出来ます。
曲線加工も綺麗にできるのがいいです。

加工がはやい!
複雑な電極加工も、約7〜8秒で終わります。

必要な用途に合わせたカスタムが可能!
さらに細かい加工が必要な時には、レンズを変更することでができます。
今回は焦点距離を160のものから100に変更しました。
レーザーのスポット径が10μmφから6μmφになり、より細かいギャップの電極分離が可能になり、高精度な素子が出来る様になりました。

光響のレーザーマーカー

UVレーザーマーカー
UVレーザーマーカー
セラミック・ガラス・金属などへのマーキングが可能で樹脂類が最も得意なタイプ
UVレーザーを用いて文字や図形を描くこと(マーキング)ができる装置です。