蛍光生体イメージングに適した4波長を一つのファイバーから出力できるレーザーの販売を開始

このたび株式会社光響(代表取締役社長 住村和彦、本社 京都府京都市)は、蛍光生体イメージングに適した4波長(405、488、561、640 nm)を、一つのファイバーから出力できる4波長ファイバーカップリングレーザーの販売を開始します。

蛍光生体イメージングには、対象となる細胞に適した波長のレーザーを揃える必要があります。通常、レーザーは一つの波長しか得られないため、複数のレーザーを購入する必要がありました。また、顕微鏡と用いる際には、波長を変える毎に毎回セッティングをしなければなりませんでした。さらに、既に販売されている多波長レーザーはサイズが大きく、設置場所が限られるため使いにくいものでした。

4波長ファイバーカップリングレーザーでは、4つのレーザーから出力された光をコンバイナで結合し、ひとつのファイバーで出力します。そのため、波長を変える毎にセッティングを行う必要がありません。全ての波長を一度に出力することも、個別の波長のみを出力することも可能で、また波長毎に独立して強度変調をすることもできます。さらに、ファイバーカップリングレーザーとファイバー結合型コンバイナを利用することで、A4サイズ以下のコンパクト性を実現し、場所を選ばず利用することができます。

光響では、今後も光産業の活性化に貢献し、光技術による5大革命(情報革命・医療革命・食料革命・環境革命・エネルギー革命)の促進を支援して参ります。

mwl4-fli-fc

製品
製品名:RGBV4波長ファイバーカップリングレーザー
型番:MWL4-FLI-FC

販売
価格:510万円(税抜)
納期:約3ヶ月