「LD(半導体レーザー)励起固体レーザー発振キット」の 販売を開始
このたび株式会社光響(本社:京都府京都市、代表取締役:住村 和彦)は、「LD(半導体レーザー)励起固体レーザー発振キット」を、5月27日(月)より販売致します。本製品は、波長800 nmの半導体レーザーが発するビームを整形してレーザー媒質へ入射し、結晶端面と外部設置の球面鏡で構成した共振器により、レーザー発振を行います。共振器アライメントを用いる事で様々なモードでビーム観測できる他、機械式シャッターによるQスイッチ動作を行い、そのパルス波形も観測できます。
本製品は、電気通信大学/米田仁紀 教授による「半導体レーザー励起固体レーザー発振のコース(OPIE 2019)」講義で用いられた「半導体レーザー励起固体レーザー発振キット」をベースに、米田教授による監修・指導の下、株式会社光響が実用化しました。製品内に励起レーザー、レンズ、CCDカメラ等の必要な部材一式が含まれ、購入後はマニュアルに沿う組み立てで、キットが完成します。レーザー発振、共振器アライメント等の作業を自ら行うことで、レーザー発振の基礎知識を効率的に習得できます。
■製品イメージ:
■特長:
・共振器アライメントによる各種モード観測
・パルス波形観測
■用途:
・レーザー発振器の基礎知識習得(半導体レーザー励起による固体レーザーの製作・学習)
URL:https://www.symphotony.com/products/ldosc-kit/
= ご参考 =
(株)光響では、電気通信大学/米田 仁紀教授の監修・指導の下、本製品(半導体レーザー
励起固体レーザー発振キット)の他、以下製品を開発・販売しております。
光ピンセットキット(2019年3月18日発売開始)
(用途)
・水中でブラウン運動をしている1 μm程度の脂肪球のトラッピング
・ナノメートルからマイクロメートルサイズの微粒子のトラッピング
・ウィルスや細菌、酵素、タンパク質の非破壊トラップ
ラマン分光学習キット(2019年4月22日発売開始)
(用途)
・無機・有機化合物、固体・液体等のラマンスペクトルの測定