省スペース化を実現した大口径・高出力対応ビームプロファイラ (LaseView-LHB-25)を発売
株式会社光響(代表取締役 住村和彦、本社 京都府京都市)は、狭い空間でのレーザーやLEDなどの各種光源を高精度に測定・分析・評価できる大口径・高出力対応ビームプロファイラ「LaseView-LHB-25」を新たに開発し、5月11日(水)より、発売致します。
本品は、シリーズ標準品である大口径・高出力対応ビームプロファイラ「LaseView-LHB」の基本性能をベースに、狭い空間での光源測定に対応すべく、各種改良を加え、開発されたものです。企業の研究開発・教育分野等では、レーザー・ビーム光を施設内の狭域スペースで用いますが、既存の光響製の大口径製品の大型受光面では、狭い空間での光を正確に捕捉出来ないケースがありました。
本製品は、受光面の縦横長さを従来(LaseView-LHB)の1/2サイズとして感度を改良する事で光源を正確に捕捉でき、従来品より高い光学分解能とすることができ、正確な光源評価を行えます。
なお、1週間レンタルも承っております。お気軽にお問い合わせください。
■製品イメージ: ■構成図:
■特長:
・ビームプロファイルやビーム径を簡単測定
・大口径のレーザー測定が可能
・低出力から高出力までのレーザー測定が可能
・スペックル(キラキラ輝く明暗の斑点模様)の低減機能付き
・ビームプロファイラ with M2プラットフォームソフト(LaseView)付き
・高耐熱スクリーンによる高出力ビーム対応
■用途:
・各種高出力レーザー(レーザークリーナ・レーザー加工機等)の検査・メンテナンス
・加工用レーザーのビームプロファイル測定
・LEDのCW連続及びパルス発光評価測定
・半導体レーザーの発光評価測定
・LiDARの評価
・光ピックアップのビーム評価測定
・スキャンレーザーの位置測定
■仕様:
項目 | 数値 |
型式 | LaseView-LHB-25 |
受光面寸法 | 25 mm × 25 mm |
測定パワー 密度の目安 |
0.1~100 W/cm2(露光時間により感度を調整) |
総入射パワー | 最大10 W |
許容光入射角度 | ±15° |
光学分解能 | 約50 μm |
測定波長範囲 | 400~1100 nm(指定波長にてフォーカス調整済み) |
センサー 有効画素数 |
1440 × 1080 |
取得画像画素数 | 1600 × 1600 |
ビット深度 | 8 / 16 bit |
フレームレート | 238 fps(最大) |
露光時間 | 1 μs ~ 30 s |
インタフェース | USB 3.0 |
電源 | カメラ電源5 V(USBより供給) |
モーター電源6 V(付属ACアダプタより供給) | |
外形寸法 | W129 mm × H57.5 mm × D116 mm |
備考 | 光学分解能の20倍以下のビーム径の測定では十分な精度が得られない ことがあります。 |
フレームレートは、PCの演算能力、USBの接続状態、設定により低下する ことがあります。 |
|
スペックル低減機能を利用する場合、1~2秒間の測定時間(典型値)を要します。 |
■概要:
製品名:大口径・高出力対応ビームプロファイラ
型 番:LaseView-LHB-25
価 格:お問い合わせ下さい
納 期:お問い合わせ下さい
URL :https://www.symphotony.com/products/laseview/lhb/list/#lhb25
株式会社光響では、今後もレーザー産業の活性化に貢献し、レーザー技術による5大革命(情報革命・医療革命・食料革命・環境革命・エネルギー革命)の促進を支援して参ります。