「加工用UVフェムト秒レーザーキット」の販売を開始
このたび株式会社光響(代表取締役 住村和彦、本社 京都府京都市)は、少ない加工残渣及びシャープな微細加工を実現する「加工用UVフェムト秒レーザーキット」の販売を開始致します。本製品は、販売中の「加工用グリーンフェムト秒レーザーキット(光響製オリジナル製品)」の上位機種の位置付けで、光子エネルギーが大きく、結合部が弱い材料(主として有機物)へ照射すると、分子結合を直接解離する光分解加工が可能です。光分解加工は、材料に当たったエネルギーが分解に用いられるので、加工面がシャープに仕上がり、加工残渣が少ないという特徴があります。
本製品は、2018年ノーベル物理学賞受賞の「チャープパルス増幅(CPA)」を集約した構成で、光響製オリジナル製品として既に販売中の「小型モード同期Ybファイバーレーザーキット」、「高パルスエネルギー型フェムト秒再生増幅器キット」、「1.0 um帯透過型パルスコンプレッサーキット」を用いております。UV(343 nm)の他、第二高調波(515 nm)、基本波(1030 nm)への切り替えにも対応し、最適な波長条件で加工が可能です。本製品は、京都大学大学院工学研究科(ナノテクノロジーハブ拠点長)平尾 一之教授の監修下、株式会社光響が開発・製品化しました。
https://www.symphotony.com/products/ultrashort/uvfskit/!--NoAds-->
株式会社光響では、今後も光産業の活性化に貢献し、光技術による5大革命(情報革命・医療革命・食料革命・環境革命・エネルギー革命)の促進を支援して参ります。