- 製品名小型100Wレーザークリーナー
- 型番FL-LC-100 mini
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構成を根本から見直すことで、製品サイズ・重量を大幅に小型・軽量化して移動性を高め、
レーザークリーナーとは、レーザーサビ取り機、レーザーブラスト、レーザーケレン装置、レーザー塗装剥離機、レーザー洗浄機、レーザー脱脂機とも呼ばれ、金属に付いたサビ等をレーザーにより除去できる装置です。
レーザーの平均出力が100Wと高出力のため、しぶとい汚れも除去することができます。
レーザーの集光ポイントでは、ビーム強度は1000 kW/cm2以上(最大で数10MW/cm2)にもなるため、金属に付着したセメントも除去することができます。
本レーザークリーナー製品は自社開発をしているため、ソフトもハードもカスタム対応をすることができます。
レーザークリーナー使用動画
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クリーニング可能な材質一覧表
クリーニング可能な材質一覧表ページ
サービス
レンタルサービス
他関連製品
※ コンパクトタイプ50Wレーザークリーナーはサブスクサービス対象製品
関連リンク
本レーザークリーナー(レーザーサビ取り機)製品の主な特長
- ソフトもハードもカスタム可能
- 手持ちが可能なハンドヘルド型(ファイバー長5 m *)→壁や天井のサビも除去可能
- レーザーの焦点距離を選択可能→手元のサビも遠方のサビも除去可能
- 母材に損傷を与えずにサビを除去
- 母材の表面を削って頑固な汚れを除去
- シンプルな操作性
- ダブルスイッチ機能搭載
- 小型・コンパクトサイズ(完全空冷)
- 高品質・長寿命・メンテナンスフリー
- 低価格
- 家庭用コンセントで使用可能
- シーケンサやPCなどの外部機器からリモート制御が可能
- 複数台のレーザークリーナーを同時に制御が可能
- 自動生産設備へのレーザークリーナーの組み込みが可能
*ファイバー長について発振器根本からの距離であり、装置本体とレーザーヘッドの距離は約3.6mの距離となります。
本製品 | 従来製品 | |
---|---|---|
カスタム可能 | ◎ | ✕ |
サビ除去 | ◎ | △ |
塗膜除去 | ◎ | △ |
レーザー発振器 | ファイバーレーザー(1年保証) | 固体レーザー or ファイバーレーザー |
レーザー出力 | 〜100 W (50W, 200W, 500Wも可) | 〜70 W, 〜100 W, 〜120W |
レーザービーム強度 | 1000 kW/cm2以上(〜数10 MW/cm2) | ? |
冷却方法 | 空冷 | 水冷 or 空冷 |
レーザースキャン軸 | 2軸 | 手動 or 1軸 |
クリーニングエリア | 面(〜300 mm × 300 mm) | 線(〜10 mm(ビーム径) × 100 mm) |
クリーニングの自動2軸制御 | ◎ | ✕ (サンプル or レーザーヘッドを動かす必要性あり) |
クリーニングの位置精度 | ◎ | ✕ (手動のため) |
クリーニングの再現性 | ◎ (μmレベル) |
✕ (手動のため) |
レーザースキャンスピード | 〜50 m/s | 〜数m/s(手動のため) |
ソフト画面の言語 | 日本語 | 英語?、中国語?、日本語? |
電源コンセント | AC 100 V(家庭用コンセント) | AC 200 V? |
国内安全基準 | ◎ | なし? |
外部制御 | ◎ | なし? |
*外部制御について
- パソコンなどの外部機器からリモート制御が可能
- 複数台のレーザークリーナーを同時に制御が可能
- 自動生産設備へのレーザークリーナーの組み込みが可能
カスタム可能な100Wレーザークリーナー(光響製従来品)との比較:イメージ
レーザークリーナーの用途
- 金型等のサビ・金属酸化物・ペイントの除去
- 酸化膜・油分・グリースの除去
- 木材の汚れの除去
- ガラスのコーティングの除去
- コーティング前の前処理
- ハンダ・溶接前の脱脂
- 溶接後の溶接焼けのクリーニング
- 塗装膜やめっき層の除去
- 壁や天井に付いた金属酸化物の除去
- 砥石のレーザードレッシング
- 金属に付いたセメントの除去
- アクリルの塗装除去
- ケーブルの被覆除去
用途一例
より詳細な用途例
レーザークリーナー外観と構成
レーザークリーナーを使用している様子
女性でも簡単にレーザークリーニングをすることができます。
構成
本レーザークリーナーには下記が含まれております。
- レーザークリーナー本体
- f=420の標準レンズ1個
- レーザー保護メガネ
タッチパネルの画面
各ボタンの説明
- 照射開始:レーザー照射を開始
- 停止:レーザー照射を停止
- レーザー出力(%):レーザー出力の設定(0〜100 %)
- 照射回数:照射する回数の設定(1〜∞(連続))
- スキャン方向:X軸/Y軸の切り替え
- ガイドレーザー:ガイドレーザーのON/OFF の切り替え
- X 方向幅(mm):水平方向のスキャン範囲を設定(1〜300 mm )
- Y 方向幅(mm):垂直方向のスキャン範囲を設定(1〜300 mm )
- スキャン速度(μm/pulse):水平方向の打点間隔を設定(10〜500 μm/pulse)(*速度は1〜50 m/s)
- 送り速度(μm/line):垂直方向の打点間隔を設定(10〜500 μm/pulse)(*速度は1〜50 m/s)
- 焦点距離(mm):レンズの焦点距離を選択(100, 160, 210, 254, 290, 330, 420 mm)
- リモート制御:外部機器からのリモート制御のON/
OFFの切り替え - レーザー照射遅延(μs):スキャン折り返し部分における照射遅延時間を設定(0〜500 μs, 20 μs刻み)
- レーザー停止遅延(μs):レーザーを停止させる遅延時間を設定(0〜500 μs, 20 μs刻み)(*通常は0)
本レーザークリーナー(レーザーサビ取り機)製品の仕様
レーザー最大平均出力 | 100 W |
---|---|
レーザー繰り返し周波数 | 100 kHz ~ 200 kHz |
最大照射エリア | 680 mm × 680 mm ※焦点距離1,000 mmのレンズを選択した場合 |
fθレンズの焦点距離 | 160、254、330、420、1,000 mmから選択可能 ※標準レンズは420 mm |
冷却方式 | 空冷式 |
動作推奨環境温度 | 15〜40 ℃ |
動作推奨環境湿度 | 10〜85 % |
ファイバー長 | 4 m |
電源 | AC 100 V(家庭用コンセント) |
レーザークリーナー(レーザーサビ取り機)の評価試験
一般財団法人 近畿高エネルギー加工技術研究所にてレーザークリーナー(レーザーサビ取り機)の評価試験を行ってもらったところ、レーザー処理部と未処理部との間に2 μm以上の段差は認められませんでした。
このことから、レーザー処理は鋼材表面を削除する加工ではなく、表面部を加熱溶融させる加工であると評価されました。
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レーザークリーナーオプション
本レーザークリーナーとは別に下記も購入することができます。
レンズ
- f=160のレンズ
- f=254のレンズ
- f=330のレンズ
- f=420のレンズ
- f=1,000のレンズ
その他
- レンズのふた*1
- レーザー保護メガネ
- 遮光ブース
- 集塵機
- レーザーヘッド固定ロボット
- ダブルスイッチ機能
- レーザーヘッドガンタイプ仕様
- その他のレーザー安全に関連する商品
※1ふたを取らずにレーザーを射出し、ふたに穴を空けてしまうケースがございます
カスタム可能な100Wレーザークリーナー お客様の声
- 「金型表面に付着しているアルミ片の除去。競合製品との比較で光響クリーナーが一番上手く除去が出来た」
- 溶接痕を今までタワシや布でこすって落としていたが、レーザークリーナーであっという間に落とす事が出来た。
- 細かな隙間もレーザーならきれいになりクリーナーの性能は絶大でした!関係者、皆で驚きました。
- 他社のレーザークリーナーは手動であるため上手くサビが取れなかったが、この製品は綺麗に取れるため大満足
- 見れば見るほど欲しくなる製品です
- 外部制御機能や簡易筐体タイプなど、量産に必要な様々な要望を満たしてくれたため大変助かりました
- 他社のレーザークリーナーは母材に傷が付いたが、光響さんのは傷が付かないので買うことにした
- このレーザークリーナーはパワーを変えることができるので、サビ取り以外にも酸化防止処理もできて大変便利
- 他社のレーザークリーナーは手動のためクリーン度合いが位置によって不均一であったが、光響製品は自動のためキレイ
カスタム可能な100Wレーザークリーナー 販売実績
- 大手電気機器メーカー
- コーティング装置メーカー
- 鉄工所
- 仮設資材レンタル会社
- 大手化学メーカー
- 大手光学機器メーカー
- 大手エンジニアリング会社
- 大手ゼネコン
- ベンチャー企業
- 大手プラントエンジニアリング会社
- リビルドエンジン製造業者
- 中古トラックメンテナンス会社
- 食品製造メーカー
- 建設機械販売会社
関連リンク
お問い合わせにつきまして
光響にご来訪またはワーク送付による初期テストは無料です。出張デモはご相談ください。現場で試用できるようにレンタル機も多数ご用意しております。
火気厳禁
本製品は熱照射となりますので、ガスなどに引火する恐れのある爆発危険箇所での使用は避けることを推奨します。
また、引火性の高い物質が対象物に付着している場合につきましても、十分にご注意していただく必要がございます。