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大口径・高出力対応 ビームプロファイラ LaseView-LHB シリーズ
大口径・高出力対応 ビームプロファイラ「 LaseView-LHB 」は、世界で最も大きなビームを測定できる類を見ない光学製品です。多数のLEDや半導体レーザーの同時発光評価などにも使われております。これ一台で幅広くお使い頂けます。
光響ではソフトもハードも開発しているため用途に合わせたカスタムが可能です。
ソフトウェアはユーザビリティが高いと評価されている「ビームプロファイラ with M2 プラットフォームソフト LaseView」を採用しています。各種解析機能を備えており、LiDARの評価機としても多くのお客様に使われております。
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808nmシングルモード
半導体レーザーの発散光
(FWHM:14.4 mm×2.3 mm)
ビームプロファイラ LaseView-LHBシリーズの主な特徴
- ビームプロファイルやビーム径を簡単に測定可能
- 大口径までのレーザー測定が可能(1 mm ~ 200 mm)
- 高出力までのレーザー測定が可能(0.1 W/cm2 〜 100 W/cm2)
- スペックル(キラキラ輝く明暗の斑点模様)の低減機能付き
- ビームプロファイラ with M2 プラットフォームソフト(LaseView)付き
プラットフォームソフトウェア『LaseView』の特徴
- 市販カメラの使用が可能
- M2(エムスクエア)ビーム品質の測定が可能
- ビーム広がり角(ダイバージェンス)の測定が可能
- 2地点間のビームパワー、ビームプロファイル、ビーム径変化の評価が可能
- ビームポインティング経時変化の測定が可能
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約15 mm径のビームを測定している様子とソフトウェア画面
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多点ビームを測定している様子とソフトウェア画面
LaseView-LHB ラインナップ
従来 ビームプロファイラ 製品 と LaseView-LHB との比較
高出力対応
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高出力レーザービームの減衰測定系と、LaseView-LHBに高出力レーザービームを直接入射している様子
(飛鳥メディカル株式会社様ご提供)
CCDは感度が高く壊れやすいため、高出力レーザービームのビームプロファイルを計測するためには、複数の減衰系を使用する必要がありました。
LaseView-LHBでは、新設計の光学系を用いることにより、最大100 W/cm2のレーザービームまで減衰することなく測定することができます。
これにより光学系を単純化することができ、減衰系によるレーザービームの歪みを防ぐことができます。
大口径対応
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分割計測されたビームプロファイルと、LaseView-LHBにより一括計測したビームプロファイル
(飛鳥メディカル株式会社様ご提供)
これまで、大口径のビームプロファイルを測定するには、通常のビームプロファイラを手動で移動させながら分割測定する方法がとられていました。
この方法は手間がかかるうえに、減衰させながら分割測定をするため相対強度がわからないといった問題がありました。
LaseView-LHBではこれらの問題を解決し、一括でビームプロファイルの測定ができます。
例えば乾燥のためにレーザーを用いる乾燥用レーザー機といった機械では、レーザーのビーム径は自ずと大口径になります。そういったレーザーを計測するためにもLHBシリーズは活躍します。
スキャンニングレーザーの測定
主な機能
M2(エムスクエア)ビーム品質測定機能
集光特性に関わる重要なパラメーターであるM2(エムスクエア)を、標準機能で手軽に測定することができます。
M2はレーザー加工にとって非常に重要なパラメーターです。
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M2ビーム品質測定の画面
測定手順は下記のとおり非常にシンプルです。
- レーザービームをF値(焦点距離/ビーム直径)が50~100程度のフォーカスレンズで集光させる
- ビームウエストの中心から±50 mm ~±150 mmの範囲でビームに沿ってカメラを手動でスライドさせ、10~30枚程度のデータを保存する
- M2ビーム品質解析ボタンをクリックする
詳細は、「ビーム品質の測定」をご覧ください。
ビーム広がり角(ダイバージェンス)測定機能
伝搬特性に関わる重要なパラメーターであるビーム広がり角を、標準機能で手軽に測定することができます。
ビーム広がり角はレーザー伝搬にとって非常に重要なパラメーターです。
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ビーム広がり角測定の画面
測定手順は下記のとおり非常にシンプルです。
- ビームプロファイルの測定を2箇所で行い、データを保存する
- ビーム広がり角測定ボタンをクリックする
更に、保存データから2箇所におけるビームパワーの変化も分かるため、伝搬損失も分かってしまいます。
ビームポインティング経時変化の解析機能
ビームポインティング経時変化を、標準機能で手軽に測定することができます。
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ビームポインティング経時変化測定の画面
測定手順は下記のとおり非常にシンプルです。
- 画像ロギング機能を使い、適度な時間間隔で画像を保存する。
- [ポインティング]ボタンをクリックする。
- [解析の実行]をクリックするビーム重心のX座標とY座標の計時変化がグラフ表示されます。
用途・アプリケーション例
- 大口径レーザービームプロファイルの測定
- 高出力レーザービームプロファイルの測定
- ビーム広がり角の大きなレーザーのビームプロファイルの測定
- レーザーのファーフィールドパターン(FFP)の測定
- レーザーのニアフィールドパターン(NFP)の測定
- 加工用レーザーのビームプロファイルの測定
- レーザーメス用レーザーのビームプロファイルの測定
- LEDのCW(連続)及びパルス発光評価測定
- 半導体レーザーの発光評価測定
- 光ピックアップのビーム評価測定
- 光ファイバーのNAの測定
- 天体望遠鏡を用いた人工衛星レーザー測距装置用レーザーのビームプロファイルやビーム広がり角、伝搬損失の測定
- レンズメーターへの応用
- 長距離伝搬レーザーのビームモニタリングシステム
- レーザースキャニングユニットのビームプロファイル測定
- スキャンレーザーの位置測定
- LiDARレーザーの確認用
- LiDARの評価
- RGBレーザー光源の位置とビームプロファイル測定
- レーザープロジェクターの確認用
動画(使用例)
セミナー動画
サイバネットシステム株式会社主催「測定ソリューションWEBセミナー2020~フィルム・コーティング・光源の測定に~」へ出展したWebセミナー動画です。
「レーザースキャナや各種光源の評価に活用できる大口径ビームプロファイラ(LaseView-LHB)のご紹介」
製品の販売実績
- 東京工業大学
- 佐賀大学
- 海上保安庁(JCG)
- 宇宙航空研究開発機構(JAXA)
- 量子科学技術研究開発機構(QST)
- 日本原子力研究開発機構(JAEA)
- 大手電機メーカー
- 大手製造メーカー
- 大手計測器メーカー
- LiDARメーカー
- レーザー医療機器メーカー
- その他、国内の民間企業10社以上
- 海外の民間企業2社以上
お客様からの評価・コメント
- 装置へ組み込んで日々活躍しており、大変便利に使用させていただいております(大手電機メーカーS社様)
- 大口径のレーザー光を本製品に当てるだけで測定ができるので重宝しております
- Lidarのレーザーを評価できる機器がこれしかないので大変助かっております
即日、短納期で購入可能な製品
光響
LaseView-LHB
1
お問い合わせ
即日
※デモ機
※1週間有料レンタル可能
光響
LaseView-LHB 100
1
お問い合わせ
即日
※デモ機
※1週間有料レンタル可能
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