【生産終了】
モード同期ErファイバーレーザーSHGキットとは
モード同期ErファイバーレーザーSHGキットは、フェムト秒Erファイバーレーザーの2倍波(半分の波長の光)を出すことができる実験キットです。フェムト秒Erファイバーレーザーの波長が1560nmの場合は、波長780nmのフェムト秒レーザーを出すことができます。
「モード同期Erファイバーレーザーキット」と「2倍波生成キット」の組み合わせ構成例
(※写真のような組立も請け負っております)
モード同期ErファイバーレーザーSHGキットの構成要素
- モード同期Erファイバーレーザーキット(波長1.5 μm)
- フェムト秒Erファイバーレーザー用PPMgSLN素子
- PPMgSLN素子専用マウント+TECモジュール
- TECモジュール用温度コントローラ
1. フェムト秒Erファイバーレーザー用PPMgSLN素子
フェムト秒Erファイバーレーザー用PPMgSLN素子は、フェムト秒Erファイバーレーザーのスペック(パルス幅やスペクトル幅)に応じて、レーザーを入射させる位置を変えることによって、相互作用長L を0.2 mm, 0.4 mm, 0.6 mm, 0.8 mm, 1.0 mm, 1.2 mm, 1.4 mmから選べるように構成しております。
参考までに、フェムト秒Erファイバーレーザーのスペクトル幅が10 nm の時はL = 1.2 mmが適しています。
- 素子全体サイズ:10 mm × 1.5 mm × 0.5 mm
- 各素子サイズ:0.5 mm × L mm × 0.5 mm
- SHG変換効率:20〜50 %
- 基板材質:MgO doped stoichiometric LiNbO3
- ARコート:765~805 nm, 1530~1610 nm
- 位相整合 分極反転周期:位相整合波長を元に下記の表から分極反転周期を選ぶ(例:中心波長1550 nmの場合は、分極反転周期19.3 μmを選択し、温度は約48℃に設定する)
2. PPMgSLN素子専用マウント+TECモジュール
PPMgSLN素子のサイズが小さいため、短い焦点距離のレンズが設置しやすい構造になっております。
3. TECモジュール用温度コントローラ
PPMgSLN素子の温度によってSHG変換効率が変わりますので、温度コントローラが必要になります。
Controller Specification
Temp Set Renge | L:30 – 70℃、H:60 – 99.99℃ |
---|---|
Control Accuracy | 1/100 ℃ |
Unit Number | 1ch |
TEC(Volt、Current) | Max 12V、1.5A |
Thrmistor | 10 kΩ(@25℃) B= 3480 |
Supply Voltage | AC 90 – 240V |
Size | 160(W) x 230 (D) x 66(t) mm |
価格
製品名:モード同期ErファイバーレーザーSHGキット
型番:FL-MLEr-SHG-kit
価格:¥3,500,000(税抜き) (注:製品取扱い当時の価格掲載)
納期:生産終了
※「モード同期Erファイバーレーザーキット」と「2倍波生成キット」の組立も請け負っておりますので、遠慮なくお問い合わせください。