モード同期とは
Yb添加シリカガラス光ファイバー
Ybファイバーの吸収断面積と誘導放出断面積を示します。詳細はこちら。
ソリトンパルスモード同期・ストレッチパルスモード同期
ソリトンパルスモード同期は、共振器内のトータルの分散が負(異常分散)のときに起こります。光ソリトン効果(分散効果によるパルス広がりと、自己位相変調(SPM)によるパルス圧縮が釣り合う効果)によってsech2関数の波形になります。そのためパルス品質は良いのですが、パルスエネルギーが制限されてしまいます。
ストレッチパルスモード同期は、共振器内のトータルの分散が正(正常分散)のときに起こります。パルスエネルギーが制限されにくく高出力化が可能でありますが、パルス圧縮後に台座(ペデスタル)成分が残りやすいのが特徴です。